紹介
3つ目のルートは、知人からの紹介です。特に、コーチングスタッフやトレーナー等に多いですが、現在クラブで働いている人や過去に働いていた人からの紹介でチームに加わるケースは、非常に多く存在します。
コーチやトレーナーなどの役職は、チームの勝敗にも大きく関わるため、クラブはすでに実績や信頼がある人を採用し、一方で実績や信頼が十分にない人は採用されにくい傾向があります。

編集部
プロスポーツ界では「繋がり」がモノを言うといっても過言ではないです
そのため、学生のうちから実績を作ったり、第一線で活躍している人とコネクションを築いたりと、事前に入念な準備をしておく事が重要になります。現在は、SNSを通して関係を築いたり、自分の実績をアピールしたりする事もできるので、目標から逆算してアクションをとりましょう。
自分で売り込む
最後のルートは、自分で自分をクラブに「売り込む」方法です。具体的には、メールやSNSでのアプローチ、履歴書の送付などを通して、直接クラブに就職や入団を提案する方法が多いです。一般募集が行われていないものの、スタッフの少なさ等に困っているクラブは案外多く、今すぐの就職や入団は難しくても、インターンとして受け入れてもらえるなど、柔軟に対応してくれる可能性も十分にあります。

編集部
私も数回試した事がありますが、FリーグとJ2に所属するクラブから快諾していただく事ができました。
もちろん提案を見送られる可能性もあり、はじめのうちは抵抗を感じる方も多いと思いますが、まだ実績や繋がりがない場合には、特に効果的な方法です。連絡を取る際には、クラブへの配慮も忘れず、臆せずチャレンジしていきましょう。
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