皆さま、こんにちは。Benefit Times編集部です。本日、以下の記事を公開しました。

サッカーをしていない人でも楽しめる内容を意識したので、詳細は記事をご確認いただければと思いますが、大まかに言うと「Jリーグ以外にもプロになる方法は沢山ある!」といった内容です。
ありがたい事に『Benefit Times』以外の場でも多くのサッカー選手と関わる日々を送っているので、経験談や知り得た情報を記事にしてみましたが、自分が「プロ」を目指してフットサルをプレーしていた頃は、どんな事を考えていたのかな?と。

以前の「編集部の日記」で書いた通り、一般セレクションに合格し、高校進学を機に、某Fリーグ所属クラブのユースに入団させていただいた訳ですが、振り返ると当時のメンタルは壊れていたように思います。
入団した同学年の選手はジュニアユースからの昇格がほとんどで、ユース特有の雰囲気もあって、入団直後はアウェー気味の雰囲気。自分が所属しているチームですが。
練習にも付いていくことが精一杯で、夜遅くに帰宅しては、追加のフィジカルトレーニングと練習の振り返りをする日々。あまり眠れずに翌朝高校に向かっていた記憶があります。でもチーム内の序列をはじめとした現状は変わらず、次第に練習に行くことが嫌になり、練習前は最寄り駅や練習場のトイレにこもることが増えました。吐き気をもよおす事も多かったです。
そんな日々が続き、ある日の練習中に足首を負傷しました。先輩との接触直後に、尋常じゃない痛みに襲われてコートに倒れ込み、翌日検査を受けると、結果は「靭帯断裂」の4文字。半年以上プレーできない事が確定してしまい、ただでさえ周囲に後れを取っている事もあって、感情は一向に追い付かず。そこで「プロ」への気持ちがプツンと切れてしまいました。
結局その後はユースを退団させていただき、高校のサッカー部に入部し、高校卒業と同時にプレーを辞める訳ですが、思い返すといつも後悔が勝ちます。
もちろん当時は幼くて精神的に未熟でしたし、同情が欲しい訳でも、思い出に浸りたい訳でもありません。ですが、今似たような状況にいる選手や、今後同じ境遇をたどる選手がいれば、プロを目指せる環境に身を置いている間は、ぜひ「可能性」を手放さないで欲しいと思います。
もしも当時に戻れるなら、絶対に読んでいた書籍も紹介します。
■ エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
ただ夜遅くまで頑張れば、量をこなせば良いだけではなく、目標の達成に繋がる本質的な努力を選択するべきでした。良くも悪くも、アスリートは「量」をこなして安心を得ることが多く、オーバートレーニング症候群に繋がるリスクもあるので、「頑張り方」と向き合うためにも、一度読んでおく事をオススメします。
■ 解像度を上げる 曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法
ただ量をこなしてしまう背景には、目標までの「解像度」の低さが原因にあることが多いです。本質的な努力を選択できるようになるためにも、十分に知識や理解を深めて、目標達成までの「解像度」を上げる努力もする必要があります。スポーツだけでなく、何事にも応用できる内容なので、引退後のキャリア等に向けても読んでおきたい一冊です。
難しい状況の中でも楽しむことを忘れず、目標達成に向けて頑張っていきましょう!
それでは、良い一日を!