当日はボロボロで帰宅後に号泣したけど、Fリーグのセレクションに合格できた話

皆さま、こんにちは。Benefit Times編集部です。先日、以下の記事を公開しました。

【サッカー/フットサル】セレクションに合格するには?準備・当日の過ごし方について(成功&失敗例)
地域選抜やジュニアユースへの入団など、サッカーやフットサルで上のレベルを目指していく...

私も10年近く前に、Fリーグ(日本フットサルリーグ)に所属する某クラブのユースの一般セレクションを受けたのですが、セレクションに関する情報が少なくて困った経験があったので、自分や周囲の経験を活かして、記事を執筆しました。

小学生の頃からFリーガーになる事が夢だったものの、周囲にフットサルをプレーできる環境がなく、中学ではサッカー部に所属していました。サッカー部のレベルは中堅ぐらいで、特に目立った成績を残す事はなく、メールでアポをとって、休日は社会人フットサルチームに時々参加させてもらう日々でした。

高校進学を機にユースに入団することを目指して、中学3年の冬にセレクションを受けたのですが、部活の引退からのブランクだったり、受験勉強との両立だったり…。試行錯誤しながら、時間を確保しては自主練&フィジカルトレーニングを繰り返す毎日でした。

確かスマホの壁紙もクラブのエンブレムに設定して、受験への焦りや孤独感を感じながらも、毎日一人でトレーニングに全力で取り組みました。絶対にセレクションに合格するために、栄養面や睡眠にも向き合い、情報収集を繰り返しました(毎日のトレーニングで疲労感に悩まされる事も多かったので『カツサプ』には、かなり助けられました)。

そしてセレクション当日を迎える訳ですが、当日のパフォーマンスがまあ酷い。最初は練習形式のメニューだったのですが、そこまで複雑なルールではないのに混乱してしまいミス連発。その後のメニューでも良いプレーはできず、頭は真っ白に。周囲もジュニアユース出身の選手ばかりで、みんなミスが少ない。

最後の試合形式のメニューを前に「失う物は無いし、やるしかないか!」と覚悟が決まり、試合中は誰よりも声を出して、誰よりも走りました。が、プレーの出来としては1アシストを記録したぐらいで、過去最低だったと思います。

この日のために中学3年間を頑張ったと言っても過言ではなかったので、帰宅後は耐えきれず号泣。合否通知は1カ月後に届く予定だったので、セレクション後1週間ぐらいはただ呆然として、以降は新しく他のチームを探す日々でした。Fリーグに所属しない地域クラブだったなので、不本意でしたが…

そんな毎日が続き、学校から帰宅するとポストに合格通知が!封筒は薄く、開ける前は全く期待していませんでしたが、中に通知書が1枚だけ入っていました。この時も嬉しくて泣いたっけ。父親に真っ先に電話しましたね。

というような流れで、ユースに入団させていただく事ができたのですが、思い返しても驚きしかないな~と。後々確認すると、セレクション当日に自分よりも活躍していた選手達は、不合格だったようです(もちろん合格した選手もいます)。

改めて振り返っても合格の理由は分かりませんが、周囲とのコミュニケーションを意識的に取った事や、メニューの合間に行われた面接(2~3分程度)の受け答えが好印象だったのかなと。

もちろん当日に最高のパフォーマンスを発揮できればベストですが、仮に満足できなかったとしても「決して終わった訳ではないよ!」というお話でした。もちろん全て上手くいく訳でもないですし、はじめは現実を受け入れるまでに時間も掛かりますが、ほぼ全員にとってセレクションに合格することは、最終目標ではないはずです。

本当の目標(プロで活躍するetc.)を忘れずに、前向きに頑張っていきましょう!

それでは、良い一日を!

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